貯金や投資に回すお金がない人へ!月1.5万円を捻出するための節約テクニック9選
生活がカツカツ、、、貯金や投資に回す余裕がない
前回、前々回の記事で、正社員でなくても生きていけるし積立を行なっていけば老後のお金もなんとかなりそうということをお伝えしてきました。まだご覧になっていない方はぜひご一読ください!
==過去記事==
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特に前回の記事においては、毎月1.5万円で投資信託に積み立て投資していく試算を行いましたが、これが難しいという意見も聞こえてきそうです。
解決策としては、働く時間を伸ばしたり、転職して給料を上げたり、副業をしたりと色々と方法はありますが、一番簡単でリスクが低い方法はズバリ節約だと私は考えています。
もともと節約家の方にとってはすでに実践されている内容も多いかもしれませんが、私のて数の中で1.5万円を捻出するポテンシャルのあるものを紹介していきます。
節約術お品書き
大前提、節約は大きなストレスなくなるべく無意識に続けることを優先するのが良いです。そのため、全部を行う必要はなく、できそうだと思ったものに関してちょっとずつ取り組むことから始めればOKと考えます。一つが習慣になればどんどん無駄を削りたくなっていくはずだからです。
それでは1.5万円相当と思われる私の節約術9選を紹介します。気になるものからチェックしてみてください!
- 外食を減らして自炊する
- 加入している民間保険を見直す
- なるべく服を長く着る
- 自分で散髪する
- なるべく歩いて移動する
- 買い物は価格を吟味+セールを待つ
- 格安SIMを利用する
- ふるさと納税を利用する
- ポイ活する
外食を減らして自炊する
例えば、私は月数回の付き合いの外食を除いてはまずもって外食はしません。外食一回1,000円とするとこれを自炊にするだけでかなりの節約になると思います。お米を炊いて、お味噌汁を作って、焼いた鶏肉を食べればたぶん一食300円に収まるはずです!
遊びに行く時も水筒と自作のおにぎりを持っていくことでだいぶ得している気がします。そして、料理が上手になっているのか外食で美味しいと感じることがなくなってきた今日この頃です(またモテてしまいます)。
どのような店に行くか次第ですが、毎月2,000円くらい得していることにしましょう。
加入している民間保険を見直す
過去の記事でも論じてきたように、日本という国は、仕事ができなくなったときの失業保険や、大きな病気や怪我をしてしまったときの高額療養費制度など様々なセーフティネットを用意してくれています。
自動車保険などを除いて本当に必要な保険はごく限られていたりします。例えば、民間の医療保険に月々3,000円でも払っていたら本当に必要かは再検討しても良いかもしれません。私は、賃貸なので家財保険と自転車に乗るので自転車保険に加入していますが、そのほかには加入していないと思います。
先に述べた通り、節約はできることからが鉄則です!あくまで各位のリスク許容度次第なので不安がある方はここは一旦スキップでも全然OKかと思います。保障が必要な場面やご家庭の事情もあると思いますので、「見直すきっかけ」程度に捉えていただければと思います。
ここでは、毎月3,000円浮いていることにします。
なるべく長く服を着る
私の服の7割くらいは父から譲り受けた古着で、自分で買う服もわずかですが下着はしまむら、ズボンやTシャツはユニクロのセール品を中心に選びます(ユニクロはちょっと高いですが)。スーツも高校に入学した時のものをずっと着ています。一般的に、どれくらいの頻度で服を買うものなのかわからないのですが、ここ半年は新しい服を買い足していないため節約になっていると思います。
例えば、3ヶ月に一回くらい5,000円使うとすると一月1,700円くらいお得になっている計算です。
自分で散髪する
散髪は抵抗ある方もいらっしゃるかもしれないですが、これも効果絶大です。私はバリカンを6,500円で購入して髪を切っています。それまでは毎月2,500円の美容室に通っていました。もう三回以上は髪を切ったので、バリカン代金の元は取れています。
節約以外の視点では、予約をとったり、それを忘れずに、その時間にお店に行かないといけない呪縛から解放されて快適です。皆さん、ヒゲやムダ毛は自分で処理するのに髪の毛を自分で切る人は少ないように思えますが、セルフカットはかなり割の良い賭けな気がします。
なんにせよ、ここでは毎月2,500円お得になったとします。ここまでで1万円弱節約できました。1.5万円に届くためにはあと5,000円強の節約ですね!
なるべく歩いて移動する
どこに住んでいるかにも寄りますが、私は東京なので数駅くらいだったら歩くようにしています。地方にも住んでいたことがありますが、都市部だと、地下鉄に乗るまでの時間や電車が来るまでの待ち時間をトータルすると、到着時間は変わらなかったりします(なんなら早いまであります)。
往復したら400円くらいは簡単に飛んでしまうのですよね。ざっくり考えても毎月1,000円は浮かせているのではないでしょうか。
買い物は価格を吟味+セールを待つ
例えば、上記のバリカンは1万円しないくらいのものですが、様々なサイトを徘徊して最も安いところから購入しました。ものは同じなのに最高値のサイトよりも2,000円くらい得したのではないかと思います。このような家電の購入や家賃の更新など、数年に1回あるレベルの買い物には注意したいです。往々にして比較的大きな金額が動くので、どこから購入するかで大きく得するポテンシャルを秘めています。
また、買い物はキャンペーンのタイミングを狙うのも重要です。例えば、Apple製品は年末にセールをやっているので、私は基本的にどうしてもじゃない物は、年末まで待って購入することにしています。以前にiPhoneを購入した際には総合して2, 3万円得した記憶があります(今はキャリアから格安端末を買う方がお得なのかもしれませんが)。どうしても本体価格が大きいのでわずかな差に思えたりもしますが、毎月に換算すると数千円の得になるポテンシャルがあります。
格安SIMを利用する
私の肌感だと、かなりの人が格安のキャリアに乗り換えていることと思いますがプランの見直しは定期的に行なっても良いかもしれません。かく言う私も格安SIMユーザーですが、そろそろまたプランを見直さなきゃなと思いました。
大手キャリアだと毎月6〜7,000円かかるとのことで、もしも今こう言った価格帯でしたら見直しは大きなポテンシャルを秘めています。ただ、これはすでに導入されている方も多いと思うので、ここでは控えめに、期待値として1,000円くらいのお得とさせてください。
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税は、自治体に寄付を行うことによって寄付額に応じた住民税を控除してくれる制度です。この制度の嬉しいところは寄付額の3割相当を上限として返礼品を自治体からもらえることです。
例えば、私は東京に住んでいますが、北海道のある自治体に3万円寄付をすることで翌年の住民税を3万円控除でき(厳密には手数料を差し引いて2万8千円)、魚など9,000円分の返礼品(3万円の3割相当)をもらえるということになります。
寄付額は所得によって変わるので、各自チェックすることをお勧めしますが、お米やトイレットペーパーなどの生活必需品を返礼品としている自治体に寄付することで、生活費の一部を実質的に賄うことができ、家計の負担軽減につながります。
所得にもよるので一概に答えられませんが、日本の平均年収が400万円ほどで考えると、私調べでは控除の上限が39,000円程度のようなので、その3割で1.2万円程度の返礼品をもらえるとすると毎月800円程度の得ができる計算です(手数料2,000円を差し引いても、返礼品の内容次第では家計にプラスになる実感が得られるかもしれません)。
ポイ活系
買い物をするときにポイント還元率が高めのカードなどを利用すると気付かぬ間に色々と得していたりします。私の行きつけのスーパーでは現金払いをすると3%相当のポイントを付与してくれるので、毎月3万円買い物をしたら900円くらいはお得になります。
このへんは本当にチリつもな世界ですが、やらないと相対的に損みたいなところがあります。その他の買い物も含めて体感的には1,000円分くらいの何かしらはもらっている認識です。
今回紹介した節約術と想定節約額のまとめ
ここまで紹介した節約術と想定節約額をまとめた表を添付しますが、1.5万円程度を浮かすことも現実的に可能と思っていただけたなら幸いです。全体的に見積もりは保守的に行っており、もっとうまくいくことの方が多いのだろうと直感的には理解しています。ぜひ実践してみてどれくらいお得に生活できたかも教えてもらえると嬉しいです!
節約項目 | 月の節約額(目安) |
---|---|
外食を自炊に切り替える | 約2,000円 |
民間保険を見直す | 約3,000円 |
服を買わない(長く着る) | 約1,700円 |
散髪をセルフに切り替える | 約2,500円 |
徒歩移動で交通費節約 | 約1,000円 |
高額商品を吟味して買う | 約1,000円 |
格安SIMに乗り換える | 約1,000円 |
ふるさと納税で生活費節約 | 約800円 |
ポイ活 | 約1,000円 |
合計 | 約14,000〜15,000円 |
※ご家庭の環境や地域によって効果には差が出ます。ひとつの目安としてご覧ください。
できることを積み重ねて老後不安の解消を!
今回は、追加の労働なしに毎月1.5万円の余剰資金を捻り出すための節約法を、私が実際に続けているものの中から紹介してみました。突飛なものがほとんどないので、もうすでに実行されていることも多かったかもしれませんが、1,000円でも2,000円でも多く積立ていくことが肝心です。
これまたちょっとビックリなデータですが、先日紹介した積立シミュレーターで、1,000円ずつS&P500に連動するインデックスファンドに毎月積み立て投資を行ったとして(つまり年利8%として)、30年これを続けると理論上は141万円程度になりえます(30年間貯金だと36万円なので、その差はおよそ105万円です)。一見、コマゴマした工夫が時間の力をまとって、あなたの老後不安をゴッソリ取り払ってくれる可能性を秘めているということです。
本日もお読みいただきありがとうございました。皆様の節約術などもぜひお伺いしたいです。それでは、また次の記事でお会いしましょう。さようなら。
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