防災グッズ集めからはじめる災害対策!想定に基づいた必須アイテム5選
不安解消ラボの三大テーマのひとつ防災
お疲れ様です。労働、家事、育児と日々をやるべきことに圧倒されている方々の力になることが不安解消ラボのコンセプトではありますが、そんな忙しさの陰に隠れていて、我々日本人と隣合わせの災害。この災害によって人生が狂ってしまう人を減らすこともまた、不安解消ラボの活動の一つの柱に据えております。
昨今、特定の日付の予言、その大きさなど様々な情報が飛び交っていますが、ご存じの通り、都市伝説的な予言はもとより、学術データに基づいて行われた予測も100%的中するわけではありません。それでも一つだけほぼ100%と言えることがあります。それは、いざ被害が出たとき、然るべき備えをしていなかったことを悔いるということです。
今回は、災害時、生き延びるために必要なものという観点から、必須アイテム5選を紹介したいと思います。もし、対策できていない方は、ぜひこの記事を読みながらメモ書きや手配の計画を立ててみてください。後回しにすると、また忙しい日常に危機感がかき消されてしまうかもしれません。ポチってしまうのもお勧めですよ!
また、不安解消ラボ.comでは防災グッズ診断ツールも用意しています。質問に答えていくことで不足に気づくことができます。不足していた品物のリストはテキストファイルでダウンロード可能です。ぜひご活用ください!
生き延びるために。災害時「本当に役立つ」アイテム5選
被災したことがある私でも、備蓄の管理や買い物は面倒だと感じてしまいます。そんな時は被災した場面を想定してみると、幾分か備えたくなるのではないかと思います。そんな観点で必須アイテム5選を見ていきましょう。
飲料水(7日間)
日本では公園でも学校でも、蛇口をひねれば衛生的な水が出てくるので平常時は危機感が薄れがちなのですが、例えば関東で猛暑の日に断水したら文字通り命に関わる事態になると思います。もし停電になったら自動販売機でも水を買うことができません。
人間は食べ物がなくても2〜3週間は生きられるとされている一方で、水を飲めないと4~5日で脱水症状を起こして死んでしまうそうです。最低でも一人一日に3Lは必要とのことなので、ご家族の人数分を1週間分を目安に準備しましょう(4人家族なら 3L×4人×7日=84Lです)。
モバイルバッテリー
地図を見るにも、連絡を取るのにも、避難情報を調べるにもとにかくスマホです。通信ができるのかという問題は別として、バッテリーが切れてしまっては何もできなくなります。
5,000mAhで一般的なスマホの充電一回分です。数回は充電できる10,000mAhや20,000mAhのものを何個か持っているとベストです。手回し発電ができるタイプのものも検討すると良いでしょう。
軍手・作業用手袋
手は毛細血管が集中しており、出血しやすい部位です。そして、神経が集中している器官であるため、傷つくと激しく痛むようになっています。災害時はすぐに医療を受けられる保証がありませんので、手に限った話ではありませんが、瓦礫やガラスの破片などで怪我をしないように準備をしておきましょう。冬場は防寒にもなりますよ。
部屋に置いておく避難用の靴
足にも配慮が必要です。地震が起こった時は家の中でも注意が必要です。食器やガラス、鏡の破片が飛散した室内を歩いて玄関まで行かないといけないかもしれません。外へそのまま出ていけるような靴を寝室に置いておくことをお勧めします。
現金
モバイルバッテリーでスマホの充電はあっても、ネットワーク障害が起こったり、サーバーが落ちたりとサービス側に障害が起これば、電子決済もネット銀行も利用できません。ATMやクレジットカードも同じです。そんなとき頼りになるのは現金のみ。
1,000円札や小銭などを非常用カバンに分けて入れておいていざという時に備えましょう。
他にも何が必要か考えてみましょう
今回は防災グッズの中でも優先的に揃えたいものを紹介しました。本ブログや不安解消ラボに訪れてくださった方々には、「やっておけば良かった」という後悔や、「どうなってしまうのだろう」といった不安を減らせる選択を無理なく行っていただきたいと思っています。
ここまで読んでいただいた方の中で、読みながらポチった方やメモに書き込んだ方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。正直、私ならやっていないなと思います。だからこそ、無理なく不足している防災グッズのメモを作れるツールを用意しました。繰り返しになりますが、不安解消ラボ.comでは防災グッズ診断ツールを提供しています。不足している項目はテキストファイルでダウンロードできます。
本記事やツールに書いてあるものを揃えれば絶対安心というものではないので、他にも何が必要かを考えてみてましょう。考えるコツであり重要なのが「想定すること」と私は考えています。想定の過程で、「避難所の場所も確認しておかなくては。」といったことや「タンスがベッドの近くにあると危ないな。」というような防災グッズ以外の観点でも気づきがあることかと思います。
ぜひコメント欄で皆様の家の備蓄や、気づきについてご共有ください!それではまた。